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夜ぐっすり眠りたい方へ|ピラティスで自律神経を整える5分ルーティン

Category : ピラティス2025.09.12

「夜になると寝つきが悪い」「何度も目が覚めてしまう」「疲れているのに、眠れない」そんなお悩みを抱えていませんか?

忙しい毎日の中でストレスが蓄積し、自律神経のバランスが乱れると、体の緊張が抜けにくくなり、質の高い睡眠がとれなくなってしまいます。

この記事では、ピラティスでリラックスすることによりで、心と体の緊張をほどき、自律神経を整える方法をご紹介します。

読むことで、ピラティス によるリラックスする魅力や、短時間でもしっかりと疲れが取れる理由がわかり、明日からの眠りが変わるヒントが得られます。

ピラティスでリラックスする夜時間が睡眠の質を変える

30〜50代の女性は、仕事や家事、子育てなどで1日中気を張っていることが多く、寝る前になっても脳や筋肉が緊張状態のまま。

これが睡眠の質を下げてしまう原因のひとつです。

そこでおすすめなのが、ピラティスでリラックスする時間を夜に取り入れること。

ピラティスは、筋肉を鍛えるだけでなく、呼吸を整えながらゆっくりと動くことで自律神経に働きかけ、心身のバランスを整える効果があります。

たった数分のピラティス習慣が、深く心地よい眠りへと導いてくれます。

自律神経と睡眠の関係とは?

自律神経とは、私たちが意識しなくても体を自然にコントロールしてくれている神経のこと。

呼吸や血圧、体温調整などもこの自律神経の働きによってバランスが保たれています。

この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。

✅交感神経

日中に優位になり、心拍数上昇や筋肉を緊張させ、「戦闘モード」にする

✅副交感神経

リラックス時や睡眠時に働き、体をゆるめて「休息モード」に導く

この2つの神経がうまく切り替わることで、私たちは日中にしっかり活動し、夜にはぐっすり眠れるのです。

しかし、忙しい毎日やストレスが続くと、交感神経が働きすぎてしまい、副交感神経への切り替えがうまくいかなくなります。

これが「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」といった睡眠の質の低下に直結します。

ストレスで乱れた体内リズムを整えるには

本来、私たちの体には「昼は活動、夜は休息」という自然なリズムがあります。

しかし、強いストレスや不規則な生活が続くと、そのバランスがうまく保てなくなり、自律神経の働きにも影響が出てきます。

そんなときこそおすすめなのが、夜ピラティスを取り入れた「リズムのリセット習慣」

夜にゆったりとした呼吸と動きを意識しながらピラティスを行うことで、副交感神経が優位になり、自然と眠りやすい状態へと導いてくれます。

なぜ「夜ピラティス」が睡眠改善に効果的なのか

日中に受けたストレスや疲れを抱えたままだと、自律神経のバランスが乱れ、副交感神経がうまく働かなくなり、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなってしまいます。

ここで注目したいのが、夜ピラティスの効果です。

✅緊張していた筋肉がほぐれ、自然と呼吸も深くなる

✅「今ここに意識を向ける」ことを大切にする

現代人にとって、数分間でも自分の呼吸や体の感覚に集中する時間は、まるで瞑想のような効果をもたらします。

この“静かな時間”こそが、ストレスをリセットし、睡眠の質を高めてくれるポイントです。

疲れが取れる!夜におすすめのピラティスルーティン

1日の終わり、「なんとなく体がだるい」「肩や腰が重たい」と感じることは、心だけでなく体も疲れが溜まっているサインかもしれません。

そんなときにこそ、無理なくできて、しっかり疲れが取れる夜ピラティスがぴったりです。

たった5分でも、継続することで徐々に体のめぐりがよくなり、睡眠の質にも変化が出てきます。

それが、明日の元気を育てる第一歩になります。

初心者でも安心!寝る前5分のストレッチでOK

「ピラティスって難しそう…」「体が硬いからできるか不安…」そんなふうに感じている方もご安心ください。

ピラティスには、特別な道具や広いスペースを必要とせず、初心者でも簡単に取り組めるストレッチメニューがたくさんあります。

特に寝る前の5分間だけでも、心と体の緊張をゆるめることが可能です。

夜のリラックスピラティスでは、激しい動きは必要ありません。

ピラティス本来の特徴である“ゆっくりとした動き”と“呼吸の連動”を大切にしているため、筋肉に余計な負担をかけず、自然とリラックスできるのが魅力です。

神戸トレーナー
神戸トレーナー

うまくできているかどうかよりも、「気持ちいい」「呼吸がしやすい」と感じることが何より大切です。

5分という短い時間でも、自分をいたわる時間を持つことで、自律神経が整いやすくなり、ぐっすり眠れる準備が整います。

心と体をゆるめるピラティスの動きとは?

ピラティスというと「体幹トレーニング」や「筋力アップ」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし、夜の時間に取り入れるピラティスは、鍛えることが目的ではなく、“ゆるめること”がメイン。

心と体の緊張をやさしくほどき、睡眠の質を高めることを目的としています。

取り入れやすいのが、深い呼吸を意識しながらゆっくり動くストレッチです。

「キャット&カウ」

四つ這いの姿勢で背中を丸めたり反らしたりする動き。

背骨まわりの筋肉をじんわりほぐし、呼吸と一緒に動くことで自然と副交感神経が働きやすくなります。

「シェルストレッチ」

お尻をかかとに近づけて前に伸び、腰や背中の緊張をとるのに効果的。

ストレッチ自体はとてもシンプルで、初心者の方でもすぐにできます。

1ポーズに30秒~1分ほどかけて、呼吸を感じながらゆっくり行うだけで十分です。

体がゆるむと、心もほぐれます。気づいたときには「眠くなってきた…」という感覚になる方も多いです。

呼吸を意識すると自律神経が整いやすくなる理由

「なんだか落ち着かない」「眠れないのに、頭が冴えてしまう」

そんなとき、呼吸が浅くなっていることに気づいていますか?

実は、呼吸の深さやリズムは、私たちの心と体に大きな影響を与えています。

つまり、呼吸を整えることが、そのまま自律神経を整えることにつながるのです。

ピラティスでは、この呼吸をとても大切にしています。

特に、夜に行うピラティスでは、動きと呼吸を丁寧にリンクさせることで、体の内側から緊張がほぐれていくのを実感できるでしょう。

吸うときには胸を広げるように、吐くときにはお腹を軽く引き込むように意識するだけで、リラックス効果がぐんと高まります。

まずは、自分の呼吸に意識を向けることから始めてみてください。

ピラティスでリラックスする習慣がもたらすメリット

夜のピラティスを習慣にすると、ただ体をほぐすだけでなく、さまざまなうれしい変化が現れます。

✅睡眠の質が改善

✅日中の疲れが取れるようになる

✅脳を落ち着かせ、感情を安定させる

仕事や家事に追われて、つい自分のことを後回しにしがちな方ほど、こうしたリセットの時間が大切です。

習慣にすることで、自律神経が安定しやすくなり、結果的にストレスに強く、疲れにくい体づくりにもつながっていきます。

翌朝の目覚めが変わる!深い眠りのカギとは

「朝起きても疲れが取れていない」「目覚ましが鳴るたびにため息が出る」

そんな日が続いていませんか?

ここで効果的なのが、夜ピラティスを取り入れたリラックス習慣。

とくに、寝る直前に軽く体を動かしておくことで、体温が自然と下がり、深い眠りに入りやすくなるのです。

眠る直前までスマホを見たり、頭をフル回転させたままだと、脳が覚醒した状態のままで睡眠に入りにくくなってしまいます。

しかし、ピラティスによってリラックスすることで体と呼吸に意識を向けることで、自然と心が鎮まり、寝つきもよくなっていきます。

慢性的な疲れ・だるさの改善にも効果あり

「毎日しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」「体がいつも重だるい」

そんな状態が続いているなら、それはただの疲労ではなく、慢性的な疲れかもしれません。

そんなときに頼りになるのが、やさしく体をほぐし、自律神経を整える夜のピラティス。

ピラティスは、表面的な筋肉だけでなく、体の深部にあるインナーマッスルにもアプローチするため、姿勢が整いやすく、血流もスムーズになります。

血のめぐりが良くなることで、体の冷えやむくみの解消にもつながり、疲れが溜まりにくい体づくりが目指せます。

ちょっとした積み重ねが、気づいたときには「最近、なんだか元気かも」という変化をもたらしてくれるでしょう。

日中の集中力UP・イライラ軽減にもつながる

「なんだか最近、集中力が続かない」「つい子どもやパートナーにイライラしてしまう」

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

実はその原因、単なる気分の問題ではなく、睡眠の質の低下や、自律神経の乱れからくるものかもしれません。

そこでおすすめなのが、夜の時間に取り入れるピラティスでリラックスすること

ぐっすり眠れるようになると、脳の疲れもとれやすくなり、朝の目覚めもスッキリし、頭がクリアに働き、イライラや不安も感じにくくなっていきます。

さらに、夜ピラティスは交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにしてくれるため、ストレスに強くなり、感情の波にも振り回されにくくなるのです。

神戸トレーナー
神戸トレーナー

習慣にすることで、心に余裕が生まれ、日常の小さなストレスにも振り回されにくくなります。

結果として、仕事の効率もアップし、人間関係にもいい影響が出てくることが多いです。

ピラティスでリラックスする時間を習慣化するコツ

「ピラティス、いいのはわかってるけど続かない…」そんな声をよく聞きます。

どんなに効果的でも、継続できなければその良さは半減してしまいますよね。

しかし、ピラティスでリラックスすることは、ちょっとした工夫で毎日の習慣にしやすくなります。

ここでは、無理なく続けるためのコツをご紹介します。

続けるためのタイミングと環境づくり

「やってみたいけど、続けられるか心配…」という方にとって、ピラティスを習慣化するには、タイミングと環境づくりがとても重要です。

特に忙しい30〜50代の女性にとって、無理のない方法で生活に取り入れることが、継続のカギとなります。

✅毎日同じタイミングで行う

夜の寝る前、スマホを手放したあとや歯みがきの後、子どもを寝かしつけたあとに5分だけ、お風呂上がりにストレッチ代わりになど。

✅環境を整える

リビングの一角や寝室のベッドの上でも、初心者向けストレッチなら十分に行えます。

照明を少し暗くしたり、リラックスできる音楽を流すなど。

心地よい空間が整うと「やってみよう」という気持ちも高まります

✅小さな変化に目を向ける

「気持ちよかった」「今日は少し体が軽くなった」などを大切にする。

完璧にやろうとせず、できた日には自分をほめてあげましょう。

このように、忙しい毎日でも少しの工夫で無理なく続けることができるようになります。

自宅でできるからこそ、生活に取り入れやすい

どんなに体に良いとわかっていても、「通うのが大変」「準備が面倒」と感じてしまうと、続けることは難しくなりますよね。

そんなとき、ピラティス の最大の魅力のひとつが、「自宅で気軽にできる」という点です。

道具もいらず、場所も取らず、忙しい女性のライフスタイルにぴったりフィットしてくれます。

さらに、自宅でできることで、時間帯も自分のペースで調整できます。

子どもを寝かしつけたあと、仕事の疲れを感じたとき、好きな音楽やアロマを取り入れながら、リラックス空間を自分でつくれるのも魅力です。

体調がすぐれない日でも、「今日は呼吸だけ意識してみよう」と柔軟に対応できるのも、自宅ピラティスの強みです。

神戸トレーナー
神戸トレーナー

こうして少しずつ生活に溶け込んでいくことで、ピラティス リラックスは無理なく習慣化されていきます。

あなたのペースで、自分にやさしく、心と体を整える時間。そんな穏やかな習慣が、日常を少しずつ豊かにしてくれるはずです。

無理なく楽しむことがリラックスへの近道

健康のため、睡眠のため、自律神経を整えるため…。

目的が明確だと、「続けなきゃ」「しっかりやらなきゃ」とつい力が入りがちですよね。

しかし、リラックスするのためのピラティスでいちばんの目的は“がんばること”ではなく、“ゆるめること”。

無理なく楽しむことこそが、本当のリラックスへの近道です。

「今日は疲れすぎて動きたくない」という日は、呼吸だけでもOK。

また、「正しくできていない気がする」と感じることもあるかもしれません。

でも、ピラティスの動きに“正解”はありません。

自分の体の声を聞きながら、「この動き、気持ちいいな」と思えることが一番大切です。

お気に入りの部屋着を着る、アロマを焚く、リラックスできる音楽を流すなど、自分だけの“特別な夜ピラティスタイム”を演出してみてください。

【まとめ】ピラティスでリラックスして、心地よい眠りを手に入れよう

忙しい毎日の中で、知らず知らずのうちに溜まってしまう心と体の緊張。

それが原因で、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまったりと、睡眠の質が下がってしまうことは少なくありません。

そんなときこそ、自分をいたわる“静かな時間”を持つことが大切です。

ピラティスで リラックスすることは、呼吸とやさしい動きを組み合わせることで、自律神経のバランスを整え、体と心をスムーズに休息モードへ導いてくれる方法です。

激しい運動が苦手な方でも、ベッドの上でできる初心者向けストレッチから始めることができ、たった5分でもしっかりと効果を感じることができます。

ピラティスでリラックスする時間を、あなたの大切な夜の習慣に取り入れてみてくださいね。

今日からできる!あなたに合った5分ルーティンの始め方

「ピラティスを始めてみたいけど、何からすればいいの?」という方に向けて、まずは“今日から無理なく始められる”5分ルーティンのコツをご紹介します。

✅自分に合った形でスタートする

まず意識したいのは、「夜の過ごし方を少しだけ変えてみる」こと。

スマホを見る時間を5分だけピラティスに置き換えるだけでも、リラックスの質が大きく変わります。

最初は1~2ポーズでもOK、大事なのは“やってみる”ことです。

毎日同じ時間に行う

「この時間は休む準備」と認識しやすくなり、自律神経が整いやすくなります。

✅「ちゃんとできているか」より、「気持ちいいか」「落ち着けたか」を大切に

疲れている日は、呼吸を整えるだけでもじゅうぶんです。

完璧を目指さず、“自分にやさしく”をテーマに、リラックスすることそのものを楽しんでみてください。

睡眠・疲労・自律神経…すべてに働きかける夜ピラティスの魅力

夜ピラティスには、ただストレッチをするだけではない、心身にうれしい効果がたくさん詰まっています。

特に、睡眠の質を高めたい人や、毎日の疲れをリセットしたい人にはぴったりの習慣です。

ピラティスによるリラックス効果は、まさに“体を整えながら、心も整える”ための優しいセルフケアと言えるでしょう。

夜ピラティスは睡眠・疲労・自律神経という、女性の不調の根本に働きかけてくれる習慣です。

毎日続けなくても、週に数回取り入れるだけでも変化を感じられる人は多いです。

今日の終わりに、たった5分でも自分を労わる時間をつくることで、体も心もぐっと軽くなりますよ。

参考文献

厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針 2014」
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000046953.html

西野精治著『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)
 

アライメント,執筆者

この記事の執筆者

神 戸 貴 宏

alignment代表。パーソナルトレーナーとして1000人以上のダイエットを指導。豊富な経験と実績を多くの方へ発信するためTarzanや美的などへ寄稿しています。

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