女性のためのパーソナルジム活用法|生理周期と上手に付き合う通い方

「生理の時って、パーソナルジムどうすればいいんだろう…?」
休んだ方がいいのか、動いた方がいいのか。
人によって体調や気分も違うからこそ、「正解がわからないまま、なんとなく通っている」人も多いかもしれません。
でも実は、生理周期に合わせて無理なくジムと付き合っていくことで、体も心もラクに、そして長く続けやすくなるんです。
Contents List
生理中のトレーニング、どうするのが正解?

まず最初に伝えたいのは、生理中に無理をする必要はまったくないということです。
ホルモンの影響で体調が大きく変わる時期だからこそ、「今の自分の状態に合わせて判断すること」がいちばん大事なのです。
体の重さや違和感を無視して頑張りすぎると、かえって回復に時間がかかったり、体調を崩してしまうこともあります。
だからこそ、自分の声に耳を傾け、休みたいときは遠慮なく休むことがとても大切です。

ジムを休む日があっても大丈夫。
むしろ、その判断ができることこそ、ちゃんと自分と向き合えている証拠です。
無理をしない選択は、心と体を守るために必要な、大切な自己管理の一つなのです。
生理中におすすめの過ごし方
生理中は、いつも通りのトレーニングを無理にこなすよりも、軽いストレッチやリラクゼーションを取り入れるのがおすすめです。
血行を促すことで痛みや不快感が和らぐこともあり、心身ともにリフレッシュできる効果も期待できます。
自宅での軽いストレッチや、ジムでのストレッチメニューに切り替えるだけでも十分です。
気分に合わせた柔軟なトレーニング選びを

生理中は、日によって気分や体調に大きな波があるもの。
調子が良い日はウォーキングや軽い筋トレを楽しんでもかまいませんし、つらい日は思いきって休むことも大切です。
「今日できる範囲で動こう」という気持ちで、自分に合ったメニューを選ぶことが、長く続けるコツにつながります。
月経期(生理中)
頭痛や腹痛、だるさが出やすい時期。
体に負担をかけず、「休む」「ストレッチだけ」に切り替えるのが◎。
卵胞期(生理後〜排卵まで)
体調が安定し、運動の効果が出やすい“ゴールデンタイム”。
筋トレも集中しやすく、パフォーマンスを上げるのに最適な時期です。
排卵期(周期の真ん中)
気分の波や不調が出やすくなる時期。
無理はせず、「今日は軽めにしよう」と調整するのがおすすめ。
黄体期(排卵後〜次の生理前)
むくみ・眠気・イライラなどPMSが出やすい時期。
「動くだけでOK」「汗をかいてリセット」くらいの意識で、心と体を整えましょう。
生理周期と上手につき合うジムの通い方

1ヶ月の中で「頑張る週」と「ゆるめる週」を決めるだけでも、心に余裕が生まれます。
生理のある週は休みや軽めの運動。元気な時期は積極的にメニューを強化。
そんなふうに自分のペースでリズムを作ることで、無理なく続けられる環境が整います。
パーソナルジムなら、体調に合わせてメニューを柔軟に調整してくれるトレーナーも多いので、ぜひ相談してみましょう。
無理しないことは“甘え”じゃない
生理のときに休むこと、強度を落とすことは決して甘えではありません。
むしろ、自分の体に正直に向き合えている証拠です。
長くトレーニングを続けていくためには、こうした「調整の判断」がとても大切。
我慢して無理を続けるより、“休む勇気”を持てる人のほうが、結果的に続けられる人になります。
自分のリズムで続けるからこそ、変われる

少し休んでも、ペースを落としても、あなたはちゃんと続けています。
「今日、行けただけでえらい」「ちょっと動けた、それで十分」
そう思えるようになったとき、ジムはもっと自分にとって優しい場所になります。
あなたのタイミングで、あなたのリズムで。
無理しない継続こそ、あなたを変えていく力になります。

この記事の執筆者
神 戸 貴 宏
alignment代表。パーソナルトレーナーとして1000人以上のダイエットを指導。豊富な経験と実績を多くの方へ発信するためTarzanや美的などへ寄稿しています。