「痩せない」「疲れが取れない」40代の壁|可動域を広げるだけで体が変わる?

「年齢のせいか、最近なかなか痩せない」「疲れが抜けにくくなった」そんな悩みを抱えている40代の女性は多いのではないでしょうか。
実はその不調や体の変化、食事や運動だけでなく“可動域の低下”が大きく関係しているかもしれません。
体のかたさは、肩こり・むくみ・倦怠感などの不調につながり、運動しても思うような効果を感じにくくなる原因にもなります。
この記事では、40代ダイエットと可動域の深い関係を解説しながら、体が軽くなる実践的なアプローチを紹介していきます。
難しいトレーニングや無理な制限ではなく、体を整える新習慣を取り入れることで、日々の過ごし方や気持ちまで前向きに変わっていくはずです。
最後まで読むことで、自分の体に希望が持てるヒントがきっと見つかります。
Contents List
40代から増える「痩せない・疲れが取れない」の正体とは

40代に入ると、「食事に気をつけているのに痩せない」「しっかり寝たのに疲れが取れない」といった声を多く聞くようになります。
頑張って運動しても成果が出ず、気持ちばかりが焦ってしまう…そんな経験はありませんか?
実はその原因、代謝や筋力の低下だけではありません。
体が思うように“動かせていない”ことが、根本にある可能性が高いのです。
年齢とともに変化する代謝と可動域
40代になると、基礎代謝がゆるやかに下がり始めるのはよく知られています。けれども、見落とされがちなのが「体の可動域」の変化です。

長年同じ姿勢を続けることや、同じような動作ばかりしている生活が続くと、関節の動きが徐々に狭くなっていきます。すると、体全体の巡りが滞り、日常の動作に使われる筋肉の量が減ってしまうのです。
たとえば、歩くときに股関節や足首の動きが小さくなっていると、同じ距離を歩いても消費カロリーは大きく違ってきます。
これが日々積み重なっていくことで、いつの間にか「痩せにくい体」へと変わっていってしまうのです。
不調の背景にある「動かない体」という落とし穴
さらに見逃せないのが、疲れやすさや不調との関係です。肩こり、腰の重だるさ、足のむくみ、頭のぼんやり感…。これらもまた、体が十分に動いていないことからくる“巡りの悪さ”が影響していることが少なくありません。
動きの少ない体では、筋肉のポンプ機能も働きにくく、血流やリンパの流れも滞りがちになります。すると、老廃物が溜まりやすくなり、回復力が下がり、「疲れが取れない」「なんとなくだるい」状態が慢性化していくのです。
年齢だからとあきらめる前に、まずは「体がちゃんと動いているか?」を見直してみること。
それが、40代からのダイエットや健康管理において、とても大切な視点になってきます。
可動域を広げると、体はここまで軽くなる

「体が硬い」「動かしづらい」と感じていても、日々の忙しさの中では、ついそのままにしてしまう方も多いかもしれません。
けれど、体の可動域――つまり「どれだけ関節がしっかり動かせるか」という範囲を広げていくと、思っている以上に体に大きな変化が起こりはじめます。
巡りがよくなって代謝もアップ
体を動かすと、筋肉がポンプのような役割を果たして血液やリンパを全身に送り出してくれます。けれど、可動域が狭くなると、そのポンプ機能も働きにくくなり、体の巡りが滞ってしまいます。
反対に、可動域が広がり、筋肉がしっかりと動かせるようになると、体全体の循環がスムーズになり、代謝が自然と高まっていくのです。
これにより、同じ運動をしていても消費エネルギーが増え、脂肪の燃焼効率もアップ。
つまり、“可動域の広がり=痩せやすい体質”への近道とも言えるのです。
「運動しても痩せない」と感じている方ほど、まずは可動域に目を向けることが、ダイエット成功の第一歩になるかもしれません。
肩こり・腰痛・むくみが楽になるメカニズム
体が思うように動かせない状態が続くと、関節周りの筋肉や筋膜が硬くなり、血流やリンパの流れが滞ります。これが、肩こりや腰痛、足のむくみなどの慢性的な不調を引き起こす大きな原因です。
特にデスクワークやスマホの使用が多い現代では、首や肩、股関節などが動かなくなりがちです。
こうした状態を放っておくと、表面的にマッサージをしてもすぐに元通りになってしまう…という方も多いのではないでしょうか。
可動域を広げて、体の本来の動きを取り戻していくと、硬くなっていた部分が緩み、不調が根本から解消されていく感覚が得られるようになります。
実際に、「足のだるさがなくなった」「肩が軽くなって頭痛が減った」といったお声も多く寄せられています。
“動かして整える”という新しい習慣|alignmentが大切にしていること

「可動域を広げることが大切」と聞いても、いざ取り組もうとすると「何から始めればいいのか分からない」「自分にできるのか不安」と感じる方は少なくありません。とくに40代以降の女性にとっては、運動のハードルが高く感じられることもあるでしょう。
そんな方にも安心して取り組めるのが、alignmentが提供する“自分の力で整えていく”というやさしいアプローチです。
整体やストレッチ専門店のような受け身のケアとは異なり、alignmentでは「動かすこと」そのものが主役になります。
整体やマッサージとは違う“自分で動かす”整え方
alignmentでは、筋肉だけを伸ばすのではなく、関節包や筋膜、靭帯、神経といった多層的な組織に働きかけながら、体本来の動き方を取り戻すことを目指します。
特徴的なのは、あくまでもお客様自身が“自分の力で動く”ことを大切にしている点です。受け身の施術では、その場では楽になってもすぐに元に戻ってしまうことが多くありますが、自らの動きで体を整えていくことで、変化がしっかりと定着していくのです。
ピラティスの要素をベースに、無理のない範囲で少しずつ可動域を広げていくので、体力に自信のない方や運動が苦手な方でも安心して取り組むことができます。
40代から始めるセルフストレッチで足のむくみを解消
特に40代女性に多く見られるのが、ふくらはぎや足のむくみといった下半身の不調です。立ち仕事や長時間のデスクワークなどで脚の筋肉が硬くなり、血液やリンパの流れが滞ってしまうことが原因です。
alignmentでは、そうした悩みに対応するために、ご自宅でもできるシンプルなセルフストレッチの指導も行っています。
たとえば、足首を回しながらふくらはぎの筋膜を緩めていく動作は、わずか数分でもむくみが軽くなる実感を得やすく、続けやすいと好評です。
こうした習慣を日常に取り入れることで、その場しのぎではない、根本からの体質改善が可能になるのです。
alignmentのアプローチは、「頑張らなくても、体が変わる」を体感できる、新しい選択肢のひとつ。次は、実際に体の変化を実感された方々の声をもとに、その効果についてお伝えしていきます。
体が軽くなると、日常も変わる

体に不調を抱えていると、どんなに小さな動きも億劫に感じてしまうものです。
朝起きてすぐの体の重さ、階段の上り下り、長時間座ったあとの腰の違和感。こうした積み重ねが「なんとなく不調」という感覚を強め、日々の活動にブレーキをかけてしまいます。
ですが、可動域を広げて「動ける体」に整っていくと、それまで感じていた違和感が少しずつ薄れ、毎日の生活がラクに、軽やかに感じられるようになります。
お客様の声に見る“予想外の変化”
実際にalignmentに通われている方の中には、「思っていた以上に変化を感じた」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
たとえば、長年むくみに悩んでいた方が「靴が夕方になってもきつくならなくなった」と驚かれたり、肩の可動域が広がったことで「慢性的な頭痛が軽くなった」と話されることもあります。
こうした変化は、一時的な気休めではなく、体の動きそのものが改善されたからこそ得られる変化です。
体がスムーズに動くようになると、外出することが苦ではなくなり、好きな服を着て街を歩くことも楽しみに変わっていきます。
そして何より、「まだ体は変えられる」という前向きな実感が、自信と行動力につながっていくのです。
「もう年だから」と思っていた自分との決別
年齢を重ねると、「もう若くないから」「自分には無理かも」と、自分の可能性にフタをしてしまいがちです。
けれど、alignmentで体が整っていく過程を実感された方は、口をそろえてこう言います。
「もっと早く始めればよかった」と。
変化は、決して劇的である必要はありません。
靴下を立ったまま履けるようになった。階段を一段飛ばしで上がれるようになった。肩を回しても痛くない。そういった“地味だけど確かな変化”こそが、日常の質を大きく底上げしてくれるのです。
体が軽くなると、自然と気持ちも明るくなります。
無理をせず、少しずつ可動域を広げていくことが、自分の可能性を再発見するきっかけになるのかもしれません。
まとめ

40代になると、痩せにくさや疲れやすさを感じるのは自然なことです。
けれど、そうした変化の背景には、体の可動域が狭くなり、うまく動けなくなっていることが大きく関わっているかもしれません。
しっかりと体を動かせるようになると、代謝が高まり、血流やリンパの流れもスムーズになります。無理な運動や極端な食事制限ではなく、体の動きを整えることが、軽さやラクさにつながっていくのです。
alignmentでは、一人ひとりの体に合わせて、やさしく整えていくサポートを行っています。今の体を責めるのではなく、少しずつ変えていく。その積み重ねが、いつしか大きな変化をもたらします。
「頑張っているのに変わらない…」と感じている方こそ、まずは“動ける体”から見直してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
神 戸 貴 宏
alignment代表。パーソナルトレーナーとして1000人以上のダイエットを指導。豊富な経験と実績を多くの方へ発信するためTarzanや美的などへ寄稿しています。