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その小顔マッサージ効果ないかも?顔やせには○○だった

Category : ストレッチ2025.07.15

「毎日続けているのに、どうして顔が変わらないの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか。小顔マッサージを頑張っても思うような変化が見られず、効果ないと感じる方は少なくありません。

この記事では、小顔マッサージが効果ないとされる理由をわかりやすく解説しながら、見落とされがちな顔が変わらない原因や、実は重要な小顔と筋膜の関係、さらにむくみと姿勢の関係にも触れていきます。

表面的なケアだけでは変わらなかったあなたの顔も、「整える」という新しい視点を取り入れることで、納得のいく変化が期待できます。

読み終えたときには、自分にとって本当に必要なケアが何かを見極められるようになります。無駄な努力にサヨナラし、明日からのケアがもっと前向きになる内容です。

小顔マッサージが効果ないと感じる理由

小顔マッサージが効果ない

顔のむくみやたるみが気になって、毎日のように小顔マッサージを続けているのに、鏡の前では「何も変わっていない気がする……」とため息。そんな経験はありませんか?小顔マッサージが「効果ない」と感じてしまうのには、いくつかの共通する落とし穴があります。

フェイスラインが変わらない原因とは

実は、顔がスッキリ見えない原因は、単に顔の脂肪やむくみだけではないのです。

✅まず見直したいのが、「顔だけにアプローチしている」という点です。

顔の印象は、首や肩、さらには背中などの姿勢や筋肉の状態にも深く関係しています。たとえば、猫背になるとあごが前に出やすくなり、フェイスラインがたるんで見えます。また、リンパや血液の流れが滞ると、老廃物がたまりやすくなり、むくみやすい状態に。

✅さらに、マッサージのやり方自体にも問題がある場合があります。

力を入れすぎたり、方向を間違えたりすると、逆に筋肉が緊張しやすくなったり、たるみを引き起こすことさえあるのです。

「顔が変わらない原因」はひとつではありません。体全体の使い方、筋肉の癖、日々の習慣まで含めて見直すことで、はじめて本質的な改善が見えてきます。

マッサージに即効性を求めすぎていませんか?

InstagramやTikTokでよく見かける「1分で小顔に!」「ビフォーアフターが劇的」などの投稿に心を動かされた経験はありませんか?確かに、マッサージの直後には一時的にむくみが引いてスッキリすることもあります。でも、それが“本当の小顔効果”だとは言い切れません。

神戸トレーナー

というのも、小顔マッサージには「即効性」はあっても「持続性」はないことが多いからです。むくみが取れると一時的にスリムに見えることはありますが、根本的な筋肉の癖や姿勢が変わっていなければ、すぐに元に戻ってしまいます。

また、顔周りのリンパや血流が一時的に改善されても、全身の巡りが悪ければすぐにまた滞ってしまいます。ですから、「効果ない」と感じたときこそ、一歩引いて冷静に「何を目的にマッサージをしていたのか?」を考えることが大切です。

マッサージは決して無意味ではありませんが、目的とアプローチがズレていると効果を感じにくいのです。「すぐに変わること」よりも、「ゆっくりでも確実に変わっていく」ことを意識してケアするほうが、長い目で見て確実に結果が出ます。

顔が変わらないのは「筋膜」と「姿勢」の影響かも

小顔と筋膜のつながり

「マッサージも道具も試したのに、顔が変わらない……」そんなときに見落とされやすいのが、“顔の外”にある原因です。実は、顔だけをケアしても、根本的な変化はなかなか起きません。ポイントは、筋膜姿勢の状態にあります。

小顔と筋膜のつながりを知る

筋膜とは、筋肉や内臓を包む“薄い膜”のような組織です。イメージしやすく言えば、鶏肉の皮をはがしたときに見える、あの透けるような白い膜がまさに筋膜です。私たちの体全体に張り巡らされており、筋肉同士をつなげて支える役割を担っています。

この筋膜は一部が固くなったりねじれたりすると、他の部位まで引っ張ってしまう性質があります。たとえば、肩や首の筋膜がこわばると、その影響で顔の筋膜も動きが悪くなり、血流やリンパの流れが滞ってしまいます。結果として、顔のむくみやたるみ、表情のこわばりなどが起きやすくなるのです。

また、筋膜の癒着があると、どんなにマッサージしても表面の皮膚だけが動いてしまい、“土台”が変わらないままの状態に。これではフェイスラインの引き締まりを感じにくく、「やっぱり効果ないかも…」と感じてしまうのも無理はありません。

神戸トレーナー

小顔を目指すには顔の筋肉だけを揉むのではなく、筋膜を“ゆるめて整える”ことが大切です。とくに肩・首まわりの筋膜をリリースしたり、体全体のバランスを整えるストレッチを取り入れることで、顔の印象がぐっと変わってくるはずです。

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むくみと姿勢の関係──胸鎖乳突筋の硬さに要注意

もうひとつ見逃せないのが、姿勢とむくみの深い関係です。特に注目したいのが「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という、耳の後ろから鎖骨にかけて走る太い筋肉。スマホを長時間見ていたり、肩が内巻きになっていると、この筋肉がガチガチに固まってしまいます。

胸鎖乳突筋が硬くなると、

×顔と首の境目が曖昧

×フェイスラインがぼやけて見える

×リンパや血流の流れが悪くなって顔がむくみやすくなる

つまり、姿勢が崩れると、それだけで顔の印象まで崩れてしまうのです。

また、前かがみ姿勢が続くと、あご下や首元に余計な脂肪がつきやすくなり、二重あごの原因にもつながります。いくらマッサージで顔のむくみを流しても、姿勢が悪いままだと“戻ってしまう”のはこのためです。

毎日の生活で、スマホやパソコンを使う時間が長い方は、まずは首・肩まわりの柔軟性を取り戻すことからはじめてみてください。それだけで、顔のスッキリ感がまったく違ってきます。

その習慣が顔をむくませている可能性も

スマホ姿勢・食いしばり・水分不足が与える影響

小顔を目指してマッサージを続けているのに効果を感じないとき、実は日々の生活習慣が“むくみの元”になっている場合があります。特別なケアをしていても、何気なく行っている動作や姿勢がその努力を打ち消してしまっているかもしれません。この章では、見落とされがちな日常のクセや体の使い方、そしてすぐに取り入れられるセルフケアの方法についてご紹介します。

スマホ姿勢・食いしばり・水分不足が与える影響

一見関係がなさそうに思えるスマホの使い方や飲み水の量も、実は顔のむくみやフェイスラインに大きな影響を与えています。たとえば、スマホを見るとき、無意識に首を前に突き出した状態になっていませんか?この姿勢は首の後ろの筋肉を緊張させ、顔まわりの血流やリンパの流れを妨げてしまいます。

ストレスが多い方に多いのが「食いしばり」です。

夜間だけでなく、日中も無意識に歯を強くかみしめていると、エラ部分の筋肉が過度に発達し、顔が張って見える原因になります。しかも、これにより咬筋や側頭筋が硬くなると、顔全体がこわばりやすくなります。

意外と見落とされがちなのが「水分不足」です

水分が足りないと体内の循環が悪くなり、老廃物がスムーズに排出されにくくなります。すると、体は水分をため込もうとして“むくみ”として現れます。顔も例外ではなく、むくみやすい体内環境そのものを見直す必要があるのです。

このように、何気ない習慣こそが“むくみグセ”をつくり、小顔を遠ざけているかもしれません。

日常生活でできるセルフケアと正しい姿勢の作り方

顔の印象を変えるために、サロンに通ったり高価なグッズを買ったりする前に、まずは“毎日の体の使い方”を見直してみましょう。特別な技術がなくても、ちょっとした意識でむくみを和らげることは十分可能です。

たとえば、長時間スマホを使う際には、画面を目の高さに上げるよう意識するだけで首の負担が大きく減ります。また、1時間に一度は肩を回したり、首を左右にゆっくり倒してストレッチすることで、血流やリンパの流れを促すことができます。

食いしばりが気になる方は、歯と歯の間に1〜2mmの隙間をあけるように意識する「安静位(あんせいい)」を習慣にすると、咬筋の過緊張を緩める効果があります。寝る前にホットタオルで側頭部やフェイスラインを温めるのもおすすめです。

また、正しい姿勢を保つには“骨盤から整える”ことが重要です。座るときに浅く腰かけて背中が丸まっていないか、立っているときに片足重心になっていないかをチェックしてみてください。姿勢が整うと、顔の筋肉の緊張も自然とゆるみ、フェイスラインも引き締まりやすくなります。

日々の姿勢と習慣は、小顔への道を大きく左右します。ほんの少しの意識の変化が、見た目の印象をぐっと変えてくれるはずです。

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まとめ|“顔だけ触っても意味がない”を卒業しよう

スキンケアする女性

小顔マッサージをがんばっているのに、思うような変化が見られない。そのもどかしさには、多くの女性が直面しています。ですが、この記事を通してご紹介したように、顔の印象を変えるためには「顔だけ」に注目するのではなく、筋膜や姿勢、そして日々の習慣にまで視野を広げることがとても大切です。

顔は、体全体とつながっています。どれだけフェイスラインをマッサージしても、首や肩、骨盤がゆがんでいれば、すぐにむくみやたるみが戻ってしまいます。逆に、姿勢が整い、筋膜の緊張が解け、循環が良くなれば、マッサージの効果も高まり、見た目の変化を実感しやすくなるでしょう。

とくに、スマホの使い方や噛みしめグセ、水分の取り方など、日常のちょっとした習慣も、顔の状態に大きく影響します。これらを見直すことで、今までなかなか実感できなかった“スッキリ感”を得られる可能性がぐっと高まります。

もし、「自分ではなかなか整え方がわからない」と感じたら、私たちalignment(アライメント)のような専門ジムのサポートを受けてみるのも一つの方法です。当ジムでは、関節や筋膜にアプローチしながら体の可動域を整え、姿勢改善と体質改善を同時に進めていくトレーニングをご提案しています。

姿勢が整い、体全体のめぐりが改善されれば、フェイスラインも自然と引き締まり、小顔効果にもつながります。マッサージだけでは届かなかった“根本から変わる感覚”を、ぜひ体験してみてください。

alignmentで、あなた本来の美しさを引き出していきましょう。

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アライメント,執筆者

この記事の執筆者

神 戸 貴 宏

alignment代表。パーソナルトレーナーとして1000人以上のダイエットを指導。豊富な経験と実績を多くの方へ発信するためTarzanや美的などへ寄稿しています。

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